植物の支柱の立て方|挿す位置・留め方・失敗しないコツ

支柱は挿すだけの道具に見えて、位置と留め方を間違えると根を傷めたり茎に食い込んだりします。逆にいえば、この2点さえ押さえれば難しい作業ではありません。

挿す位置は「鉢のふち寄り」

もっとも多い失敗が、株のすぐ横(鉢の中心付近)に挿してしまうことです。中心には主根が集まっているため、支柱が根を貫いて傷めるおそれがあります。株元から数cm離した鉢のふち寄りに、鉢底に届くくらいまでまっすぐ深く挿してください。

浅いと株の重みで支柱ごと傾きます。抜けそうな手応えがあるときは、挿し直すか、より深く挿せる位置を探します。

留め方はゆるく、8の字に

茎と支柱を一緒にきつく縛ると、成長に伴って茎が太るときに食い込みます。麻ひもやソフトワイヤーを8の字にかけ、茎と支柱の間に指1本の余裕を残すのが基本です。

六角形が連なる支柱であれば、蔓や茎を枠に通して沿わせるだけで留まるため、ひもを使わずに誘引できます。ひもの結び目が見えないぶん、インテリアとしてもすっきりします。

  • 留める位置は、茎がいちばんしなる高さの少し上
  • 1か所で足りないときは、上下2か所に分けて支える
  • 成長期は月1回ほど、食い込んでいないか確認する

植え替えと同時が最適

すでに根が回っている鉢に後から挿すと、どうしても根に当たります。理想は植え替えのタイミングで、新しい土に株と支柱を同時に入れてしまうこと。根を避けて位置を決められるうえ、土を戻しながら固定できるので安定します。

植え替えの適期は生育期の5〜9月ごろ。支柱を立てる予定があるなら、この時期にまとめて済ませておくと株への負担が最小限で済みます。

よくある質問

Q. 支柱はどのくらいの深さまで挿しますか?
鉢底近くまで挿すのが基本です。浅いとぐらつき、植物の重みで傾きます。土が浅い小鉢では、差込口付きの鉢や受け皿付きの鉢を使うと安定します。
Q. 支柱と茎はどう留めますか?
麻ひもやビニタイで8の字を描くようにゆるく留めます。茎と支柱の間に指1本入る余裕を残し、成長に合わせて留め直してください。
Q. 植物の支柱がおしゃれに見える立て方はありますか?
支柱を鉢の中心ではなく後ろ寄りに立て、植物の陰になる位置にすると支柱が目立ちません。色は鉢や家具に合わせて黒・白を選ぶと空間に馴染みます。

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